しっかり寝てるのに疲れが取れない。そんな時ありますよね。その理由と対処法をお伝えします。
疲れる理由
人はどうして疲れるんでしょうか。ひと言でいうなら、休むことを促すためです。このままではエネルギーが切れてしまうので、この辺で体を休めてください、という体からのメッセージです。その声を聴いて休めば、エネルギーが回復して、また動けるようになるのです。
しかし、時には、しっかり休んでも取れない疲れがありますね。これは、どうしてでしょう。
しかし、時には、しっかり休んでも取れない疲れがありますね。これは、どうしてでしょう。
疲れとは罷極(ひきょく)のアンバランス
「罷」は、張りがなくダラッと弛緩した状態のことで、「極」は、全身がピンと緊張した状態のことです。必要な時に緩み、必要な時に緊張するという罷と極のバランスがうまく取れていればいいのですが、現代は、ストレス、夜更かし、食べ過ぎなどが絡んで、緊張した状態が続きがちです。「極」に偏るんですね。それで疲れる。こういったアンバランスな状態が続くと、なかなか休んだだけでは疲れが取れなくなっていきます。
対処法はある?
では、どうすれば、この状態を改善することができるでしょうか。それには、散歩が一番です。
歩くときのことをイメージしてみてください。筋肉の緊張と弛緩が交互に起こっているのが分かると思います。緊張、弛緩、緊張、弛緩と繰り返していくうちに緊張に傾いていた体が、段々とバランスが取れてくるのです。ただし、ゆっくりのんびり歩くのがポイントです。速足でせかせか歩くと緊張に傾きますから、バランスは取れません。
お試しください。
歩くときのことをイメージしてみてください。筋肉の緊張と弛緩が交互に起こっているのが分かると思います。緊張、弛緩、緊張、弛緩と繰り返していくうちに緊張に傾いていた体が、段々とバランスが取れてくるのです。ただし、ゆっくりのんびり歩くのがポイントです。速足でせかせか歩くと緊張に傾きますから、バランスは取れません。
お試しください。