体が重くてしんどい事はありませんか?特に雨の日にはそうなるという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。今回は、そのあたりを見ていきましょう。
ダルさの元は動かない水
体が重くて動きたくないという経験は、皆さんあると思います。こういうとき、体の中ではどうなっているんでしょうか。結論から言うと、こういうときは、体の中に動かない水が溜まってしまっています。分かりやすいのは、足のむくみですね。このむくみの水が、足だけではなく全身に溜まっているのです。試しに鏡の前で舌をベーっと出してみてください。ぼってりと大きくて、舌の外側の淵がガタガタになっていませんか?これは、舌がむくんで歯に当たり、その跡がついているのです。
この動かない水を「湿」と言います。この「湿」は、体を潤す「水」とは違って、粘り気があります。ですので、一度できるとなかなか取れません。長く痛みやしびれに悩まれてる方は、この「湿」が絡んでいるかもしれませんね。
この動かない水を「湿」と言います。この「湿」は、体を潤す「水」とは違って、粘り気があります。ですので、一度できるとなかなか取れません。長く痛みやしびれに悩まれてる方は、この「湿」が絡んでいるかもしれませんね。
「湿」はどこから来た?
では、この「湿」はどこから来たのでしょうか。
それは、多くの場合、「胃」からです。というのは、飲んだり食べたりしたものは、胃に入ってきます。そして、消化するのですが、胃にも消化できる量に限界があります。それを越えて溢れてしまったものが「湿」になります。つまり、食べ過ぎや飲み過ぎが「湿」を作るんですね。また、胃が疲れていて消化力が落ちていれば、いつもより食べるのが少量でも「湿」はできてしまいます。こういう時は、食欲がないはずです。体は食欲を減らして、食べないように仕向け、なるべく「湿」を作らないようにしているのです。
ただ、どれくらい食べると食べ過ぎなのかは、人によって違います。胃のキャパが大きい人もいれば、小さい人もいるので、人と比べられませんね。
それは、多くの場合、「胃」からです。というのは、飲んだり食べたりしたものは、胃に入ってきます。そして、消化するのですが、胃にも消化できる量に限界があります。それを越えて溢れてしまったものが「湿」になります。つまり、食べ過ぎや飲み過ぎが「湿」を作るんですね。また、胃が疲れていて消化力が落ちていれば、いつもより食べるのが少量でも「湿」はできてしまいます。こういう時は、食欲がないはずです。体は食欲を減らして、食べないように仕向け、なるべく「湿」を作らないようにしているのです。
ただ、どれくらい食べると食べ過ぎなのかは、人によって違います。胃のキャパが大きい人もいれば、小さい人もいるので、人と比べられませんね。
「湿」は痛みを招く
「湿」は先ほども書きましたが、粘り気があるので、取れにくく、正常な気血の循環を邪魔します。それによって、痛みが出たり、腫れたり、痺れが出たりします。また、体に「湿」があると、雨の日など、外の「湿」と反応して、痛みが出ることがあります。
対策は何かある?
対策としては、食べ過ぎ、飲み過ぎをしない、に限ります。ですが、それでも、つい食べ過ぎてしまうのは、料理がおいしかったから、ということももちろんあると思いますが、ストレスを和らげるために食べてしまうということもあります。もしかしたら、このストレスを軽くすることが、一番大事かもしれません。