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体が冷えてお腹が痛くなったら

冬が来ましたね。今回は、冷たい風にあたってるうちにお腹が痛くなった時の対処法をお伝えします。

対処法はズバリ温める!

冷えたために痛みが出ているわけなので、温めるべきなのですが、大事なのはどこを温めるか、です。お腹の右と左を手で押してみて痛みが出る場合、痛い方の足の付け根の鼠径部を温めてみてください。あまり差がなければ両方の鼠径部を温めます。
温め方は何でもいいですが、湯たんぽがあれば、湯たんぽで、なければ、お湯を入れたペットボトルをタオルの上から当ててみてください。熱さはタオルで調整してください。多分気持ちよいはずです。しばらくすると痛みが落ち着いてくると思います。

お腹を冷やしたわけじゃないのにお腹が痛くなるわけ

お腹を冷やしたわけじゃないのにお腹が痛くなるわけ
冬に外出するときには、普通何かコートやジャケットを羽織って、寒さの対策をするので、直接お腹を冷やすことはないですよね。でも、実際お腹は痛くなる。軟便や下痢をすることもあります。
生き物(多細胞生物)は、腸管を持っています。イメージとしては、ちくわです。真ん中に穴が開いていますよね。人間も基本的には同じです。外側が皮膚にあたるところで、内側の穴の部分が口、食道、胃、腸です。この穴の部分は、よく見ると外側とつながっているのがお分かりになると思います。つまり、この部分も皮膚と同じ「表面」なのです。「内なる外」と言われたりもします。
というわけで、皮膚で受けた寒さは、腸にも影響を与えるのです。それでお腹が痛くなるのですね。反対に、冷たいものを沢山飲んだ時に鼻水が出たことはありませんか?これも同じ原理です。また、東洋医学では、この「表面」は「肺」が管轄していると考えます。ですので、肺の力が落ちていると冷えやすくなります。
今回は、ここまで。また、お会いしましょう。

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