梅雨明けする地域も出てきて、夏がすぐそこまで来ています。今回は、夏に多くなる腰痛について書いてみます。
夏と腰痛に何か関係が?
腰痛は誰もが一度はなったことがあるのではないでしょうか。それほど一般的なものですが、腰痛に季節が関係あるとは思えないですよね。でも、あるんです。
多くの腰痛は、何か動作をしたときに痛みが出ます。靴下をはくときに痛い、腰を反らすと痛い、椅子から立ち上がるときに痛い、などですね。しかし、その腰痛は、体を動かしても、さして痛みが増すわけではありません。ずっと鈍痛がしています。そして、その痛みを感じている所を指で押したり揉んだりしても、特に痛くはありません。痛みを抱えている本人も、どうして痛くなったのか心当たりが無いんですね。さて、この腰痛の原因はいったい何でしょう。
多くの腰痛は、何か動作をしたときに痛みが出ます。靴下をはくときに痛い、腰を反らすと痛い、椅子から立ち上がるときに痛い、などですね。しかし、その腰痛は、体を動かしても、さして痛みが増すわけではありません。ずっと鈍痛がしています。そして、その痛みを感じている所を指で押したり揉んだりしても、特に痛くはありません。痛みを抱えている本人も、どうして痛くなったのか心当たりが無いんですね。さて、この腰痛の原因はいったい何でしょう。
夏は暑い!
当然ですが、夏は暑いですよね。近頃の暑さは、ちょっと異常なほどです。そうなると、どうでしょう。熱中症対策もあって、水分補給をするのではないでしょうか。そして、その水分は冷たいことが多い。おいしいですよね。ビールもおいしいので、つい沢山飲んでしまったりします。アイスクリームや冷やしたスイカも食べたりします。
そうなんです。夏は、冷たいものをとりすぎて、胃腸を冷やしてしまいがちなんです。それで、お腹を壊す方もいらっしゃるんですが、中には、お腹は壊さずに腰が痛くなる方がいらっしゃるんです。ん?どうして腹が冷えたら腰が痛くなるんだ?と思われました?そうですよね。ご説明します。胃腸の冷えが元で腰が痛い場合、痛いのは腰といっても少し上の方だと思います。これは、ちょうど胃の裏側に当たるところなんですね。これは、内臓-体性反射の一種だと思いますが、内臓の反応が背中に出るということは昔から知られていて、背骨の両脇には、肺兪(はいゆ)や肝兪(かんゆ)といった内臓の名前の付いたツボが上から下まで ズラッと並んでいます。この場合であれば、胃兪(いゆ)のあたりに反応(多分ペコッと凹んでいる)が出ていると思われます。
そうなんです。夏は、冷たいものをとりすぎて、胃腸を冷やしてしまいがちなんです。それで、お腹を壊す方もいらっしゃるんですが、中には、お腹は壊さずに腰が痛くなる方がいらっしゃるんです。ん?どうして腹が冷えたら腰が痛くなるんだ?と思われました?そうですよね。ご説明します。胃腸の冷えが元で腰が痛い場合、痛いのは腰といっても少し上の方だと思います。これは、ちょうど胃の裏側に当たるところなんですね。これは、内臓-体性反射の一種だと思いますが、内臓の反応が背中に出るということは昔から知られていて、背骨の両脇には、肺兪(はいゆ)や肝兪(かんゆ)といった内臓の名前の付いたツボが上から下まで ズラッと並んでいます。この場合であれば、胃兪(いゆ)のあたりに反応(多分ペコッと凹んでいる)が出ていると思われます。
対処法は?
対処法は簡単です。お腹を温めてください。きっと気持ちいいはずです。それから、当然のことですが、冷たいものの飲食は控えてください。また、痛くなっちゃいますから。
それでは、また。
それでは、また。