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動かすと痛む腰痛と鍼灸

腰痛では、前にかがんだ時や後ろに反った時など、何かの動作をすると痛むということが多いです。今回は、動かすと痛む腰痛についてお伝えします。

どう動かすと腰が痛いか、それが重要です

どう動かすと腰が痛いか、それが重要です
 動かすと腰が痛くなる場合、硬くなった筋肉がその動作を妨げていると考えられます。例えば、顔を洗う時に痛いのであれば、前かがみになるときに、背中や腰、臀部などの色々な筋肉がうまく連動して曲がっていくのですが、硬くなった筋肉はその連動を邪魔してしまうので痛みが出るのです。この筋肉の連動というのがとても大事で、一つの動作でも、その動作をするにはたくさんの筋肉が関わっています。前にかがむときも腰だけでなく首の方の筋肉も関係しているので、首の筋肉が硬くなっていても前かがみの動きが妨げられ、腰に痛みが出ることがあります。痛いところを揉んでも痛みが変わらないことがありますが、それは、このためです。
 というわけで、どういう動きで痛みが出るかというのが重要になってきます。うがいをするときに痛むのと、靴ひもを結ぶときに痛むのでは、関連する筋肉が違うので、施術の対象となる筋肉も変わってきます。

どうして筋肉は硬くなるのでしょうか

 先ほどの話を一言でいえば、腰痛は硬い筋肉が作っている、ということですが、では、なぜ、筋肉が硬くなってしまったのでしょうか。それには2つのパターンがあります。一つは、同じ姿勢を続けた場合。デスクワークで何時間も座っているというのは、これに当たります。もう一つは、同じ動作を繰り返した場合。美容師さんが何人も続けてカットする場合が、これですね。2、3日くらいではそう硬くなりませんが、こういったことを長く続けていくうちに、筋肉が硬くなっていくのです。実際、座りっぱなしで腰が痛くなることは多いです。
 私たちは、寝ているときに寝返りを1時間に大体4、5回打ちますが、それは、姿勢を変えて筋肉が硬くならないようにしているんですね。それと同様に、硬い筋肉を作らないためには、同じ姿勢や動作を続けないことが重要です。仕事中では難しいこともあると思いますが、毎日のことなので、少しの間でも姿勢を変えていると、結果が違ってきます。

腰痛に対して、鍼灸ではどんな施術をするのか

 当院では、どのように筋肉に対してアプローチしているかというと、まず、痛みの出る動作をしてもらいます。そして、その動きを見て大体の見当をつけます。あとは、実際に触ってみます。硬い筋肉は指で押すと痛い(圧痛と言います)ことが多いので、圧痛の強いところをツボとして取ります。鍼をして、そのツボの部分がうまく緩めば、痛みは緩和します。ただ、この見立てから施術までは、永遠の課題ですので、これからもブラッシュアップしていきます。

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